寄宿舎規則の遵守義務(労働基準法第95条第4項)
なぜ会社も従業員も「遵守義務」があるのか?
労働基準法 第95条第4項(寄宿舎規則の遵守義務)の条文
使用者及び寄宿舎に寄宿する労働者は、寄宿舎規則を遵守しなければならない。
【寄宿舎規則の遵守義務】の条文の解説です
会社及び寄宿舎に寄宿する従業員は、寄宿舎規則を遵守しないといけません。
当然のことと思うけど。
ルールを守ることは当前と思われますが、会社に対して寄宿舎規則の遵守を義務付けることによって、会社がルールを無視して、従業員の私生活に介入したり、自由を侵害したりする行為を予防できます。
寄宿舎の生活は従業員の自治に委ねることになっていた。従業員は?
従業員に対して寄宿舎規則の遵守を義務付けることによって、共同生活の秩序を乱した場合に、指導をしたり、相応の処分をしたりして、寄宿舎の秩序を維持できるようになります。
寄宿舎規則の違反は、就業規則の違反と同じように考えていい?
寄宿舎規則は私生活に関わるものですので、会社は過度な干渉を避けるべきです。共同生活の安全と秩序に照らし合わせて、必要な範囲内とするよう注意するべきです。
執筆者:社会保険労務士 木下貴雄【 登録番号 第27020179号 】
就業規則を専門とする社会保険労務士です。メールを用いた関連サービスは20年以上の実績があり、全国の中小零細企業を対象に、これまで900社以上の就業規則の作成・変更に携わってきました。

