就業規則と労働基準法・労働協約の関係
就業規則が労働基準法に違反している場合の効力と取扱い
労働基準法 第92条(法令および労働協約との関係)の条文
就業規則は、法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならない。
【就業規則と労働基準法の関係】の条文の解説です
就業規則は、労働基準法や労働協約に違反してはいけません。
就業規則が労働基準法に違反していたらいけない。
労働基準法は労働条件の最低基準を定めた法律ですので、就業規則は労働基準法と同等か、それを上回る内容でないといけません。
労働基準法に違反していたら、就業規則の取扱いはどうなるの?
就業規則の中で違法な規定は無効になって、その部分は労働基準法の内容が適用されます。また、労働協約に違反する部分については、労働協約が優先して適用されます。
労働基準法と並んでいる労働協約というのは?
労働協約とは、労働条件等について、会社と労働組合が合意して締結した書面のことを言います。
就業規則は、労働協約に違反してはいけない?
就業規則は会社が作成するものですが、労働協約は会社と労働組合が合意して作成するものですので、労働協約は就業規則より上位に位置付けられています。
執筆者:社会保険労務士 木下貴雄【 登録番号 第27020179号 】
就業規則を専門とする社会保険労務士です。メールを用いた関連サービスは20年以上の実績があり、全国の中小零細企業を対象に、これまで900社以上の就業規則の作成・変更に携わってきました。

