小冊子「ヤル気を引き出すマネジメント」
小冊子「ヤル気を引き出すマネジメント」
この小冊子は、謙虚な経営者・管理職者向けのものです。
【はじめに】
例えば、子供に勉強させたいときに、「勉強しなさい」と言っても積極的に勉強することはありません。
本人が勉強しようと思っていたときに、そんなことを言われたら逆に勉強するどころか、反発して勉強しなくなってしまいます。
これと同じように、上司が部下に「ヤル気を出せ」と言っても、部下がヤル気を出して仕事をするようなことはありません。
「うちの若い奴はちっとも働かん」ではなく、「どうしたら気持ちよく働いてもらえるか?」の工夫が必要です。
従業員にヤル気を出してもらうためには、まず従業員に対する考え方を変えてもらわないといけないかもしれません。
今でも「雇ってやってる」「嫌なら辞めろ!替わりはいくらでもいる」という感覚の経営者がいるのには驚かされますが、そこまでいかなくても「従業員は私が言ったことだけをしてればいいんだ」と思っている経営者は少なくありません。
これからの会社に一番大切なもの、それは「従業員のヤル気の高さ」であると思います。そして、経営者やマネジャーの一番大事な仕事は、従業員が持っている能力を最大限に発揮できる職場環境を作ることです。
コストダウンのためにリストラや成果主義を導入した所で、問題は解決されません。短期的には問題が解決されたように見えることもありますが、本質的な原因を追求しない限り、モグラ叩きのように問題は再発を繰り返すでしょう。
これでは長期的な成長は望めません。短期的な利益は大切ですが、最も大切というものではありません。
- はじめに
- 第1章「モチベーション管理の諸説」
- 第2章「従来のマネジメント」
- 第3章「自律型従業員」
- 第4章「ヤル気を引き出すマネジメント−6つの原則」
- 権限を委譲する
- 自信を持たせる
- 制約条件を突破する
- 経営情報を公開する
- 失敗を経験させる
- 方向付けをする
- 最後に
の全4章(A5サイズで58ページ)で構成されています。
実際この通りに実践したとしても効果はすぐには現れません。リストラや成果主義を外科手術に例えるなら、ここで話している方法は漢方のようなものです。時間がかかります。しかし、諦めないで続けていけば、良い結果が少しずつ現れてくるでしょう。
誰かが会社を変えてくれるということはありません。あなたが実践する以外ないのです。これを実践して、皆様の会社の従業員が部下がヤル気を出して働いてくれるようになれば、これ以上の喜びはありません。
購入
作成した小冊子は全て売り切れましたので、現在、販売を停止しております。
当事務所のサービス「メール顧問」「就業規則の作成・診断・変更」のご利用をいただいて、ご希望されるお客様には無料で差し上げます。
お申し込みの際に、希望されることをお申し付け下さいませ。
なお、小冊子の現物ではなく、PDFファイルでの提供となります。