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残業単価の計算方法

賃金が時間給の場合

賃金が時間給の場合は簡単です。

時給が1,000円なら、1.25倍の残業手当、つまり、1時間の残業に対して、1,250円が必要になります。

賃金が月給制の場合

次に月給制の場合についてです。

まずは、月給を1ヶ月の所定労働時間(会社が定める労働時間)で割って、1時間あたりの単価を計算します。

それぞれの月によって所定労働時間が違いますので、普通は、1ヶ月の所定労働時間の平均で計算します。

実例を挙げてみましょう。例えば年間の休日が108日で、1日の所定労働時間が8時間の場合、

「1ヶ月の所定労働時間の平均」
 =(365日−108日)×8時間÷12ヶ月
 =171.33(時間/月)時間となります。

要するに、1年間の所定労働時間を合計して、12ヶ月で割った時間ということです。そして、月給が30万円だった場合、1時間あたりの単価は1,751円(300,000円÷171.33時間)になります。

173.8時間以内になっていますか?

「1ヶ月の所定労働時間の平均」を計算して、173.8時間以内になっていますか?これを超えていたら法律違反です。

どういうことかと言いますと、労働基準法では、所定労働時間は1週40時間以内と定められています。つまり所定労働時間は最大で1週40時間ですから、1週40時間で計算すると、

「1ヶ月の所定労働時間の平均」
 =40(時間/週)÷7(日)×365(日)÷12(ヶ月)
 =173.8(時間/月)

となります。これを超えているということは、1週40時間を超えていますので、法律違反ということです。

|--> 残業単価の計算から除外できる賃金