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休業補償と障害補償の例外

労働基準法 第78条

労働者が重大な過失によつて業務上負傷し、又は疾病にかかり、且つ使用者がその過失について行政官庁の認定を受けた場合においては、休業補償又は障害補償を行わなくてもよい。

労働基準法 施行規則 第41条

法第78条の規定による認定は、様式第15号により、所轄労働基準監督署長から受けなければならない。この場合においては、使用者は、同条に規定する重大な過失があつた事実を証明する書面をあわせて提出しなければならない。

労働基準法 施行規則 第37条の2

使用者は、労働者が次の各号のいずれかに該当する場合においては、休業補償を行わなくてもよい。

  1. 懲役、禁錮若しくは拘留の刑の執行のため若しくは死刑の言渡しを受けて監獄(少年法第56条第3項の規定により少年院において刑を執行する場合における当該少年院を含む。)に拘置されている場合、労役場留置の言渡しを受けて労役場に留置されている場合又は監置の裁判の執行のため監置場に留置されている場合
  2. 少年法第24条の規定による保護処分として少年院若しくは児童自立支援施設に送致され、収容されている場合又は売春防止法第17条の規定による補導処分として婦人補導院に収容されている場合

【休業補償と障害補償の例外】の解説です

社員の重大な過失でケガや病気になって、労働基準監督署の認定を受けたときは、会社は休業補償障害補償を行わなくても構いません。

重大な過失って言うと?

過失というのは不注意ですから、重大な不注意ということになります。誰でも簡単に結果が予測できるけどその注意を怠ったということです。例えば、飲酒運転とか違法行為を行って事故にあったケースです。

そんなときにまで会社が補償することになると大変だ。

はい。そういうときは、会社に責任はないから補償も行わなくてもいいと、労働基準監督署から認定をもらいます。会社の判断で行うのではなく、労働基準監督署の判断で行います。